有名スポット

横浜で最も有名なものは、ことによると横浜港かもしれない。 横浜の中心部で見る限り、沿岸部のほとんどが埠頭で占められていると言って良い。

年に幾度か霧の立ちこめるような日には、潮風の匂いと共に船の汽笛が響きわたり、港町に住んでいることを実感させられる。

スカイウォーク   エリスマン邸   えの木てい   ブリキのおもちゃ博物館   ヨコハマ猫の美術館   山手資料館   人形の家   ホテルニューグランド   横浜公園   野毛山動物園   伊勢佐木町   馬車道   汽車道   横浜マリタイムミュージアム   よこはまコスモワールド   臨港パーク   ぷかり桟橋

定番スポットに挙げたところ程ではないにせよ、横浜の海沿いの地域には全国的にも知名度の高いものが沢山あります(但し現在あまりカバー出来ていません)。 それぞれに訳あって(あるいは個人的好みのため)、定番スポットに挙げたところのように無条件にお勧めするものでもないと思いますが、近接地にもいろいろなものがあって無駄足になることはないと思いますので、適宜好みにあったところを散策されてはいかがでしょうか。

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スカイウォーク

横浜ベイブリッジの大黒埠頭側、橋の(道の部分)下に貼り付くように設けられた片道320メートルの遊歩道(往路復路別)と、その先にある展望台です。 考えてみればあたりまえなのですが、相当に揺れます。 私は揺れに弱いので、かなり閉口しました(展望台はさほどは揺れません)。 眺めはここからしかあり得ない絶景なのですが、残念ながら営業時間(夏場 9:30〜20:00、冬場 10:00〜18:00、入館は閉館の30分前まで)の関係で夜景を楽しむのには時間が不足気味です。 火曜日と祝翌日定休、料金大人 \600。

桜木町駅前または鶴見駅前からスカイウォーク行のバスがあります。 土日曜は直通便もあるようですが、平日は大黒埠頭内を大回りに回って到着しますので、結構時間を食います(帰りも同様)。 桜木町駅からはベイブリッジを渡って行きますが、途中中華街入口(東門のところ)などを通ります(そこからも乗れます)。 横浜駅西口からもバスが出ていますが本数が相当に少ないようですので、予め発時刻を調べておくのでなければお勧めできません。

エリスマン邸

元町公園の上側、山手本通り沿いにあります。 大正末期に山手の他の場所に建てられたものですが、現在位置に移築保存されています。 今は山手に内部公開されるところが増えましたが、かつては無料公開されている唯一の洋館でした。 内部は山手に関する展示が行われ、小規模な講演会などが頻繁に催されます。 また以前は立ち入れなかったと記憶している地階(谷側から見れば地上)も、ギャラリーなどに使用されるようになりました。

1階の展望の利く場所には喫茶室が設けられていますが、週末などはエリスマン邸自体がかなり混み合いますので、喫茶室にはなかなか入れないかもしれません。 以前は月曜休館でしたが、2000年夏以降、横浜市(緑の協会)とボランティアによって公開されている山手の洋館はどこも、月1回(エリスマン邸は第2水曜)と年末年始のみの休館となりました。

えの木てい

山手本通りの元町公園の前、丁度エリスマン邸の正面あたりにあります。 関東大震災後外国人用住宅として建てられた洋館(山手89−6番館)が、喫茶店として利用されています。 月曜定休。

雨降りの日以外は、向かいの元町公園の中からえの木ていの姿を写生する人の姿が見られます。

ブリキのおもちゃ博物館

外人墓地の前辺りから、山手資料館山手聖公会の間の道を入って数十メートルのところにあります。 テレビ番組にも頻繁に登場するおもちゃコレクター、北原照久氏の開いている博物館で、時代物の玩具を3000点も展示しています。 日本製のおもちゃがほとんどとのことですが多くは輸出品であったためか、1950年代の終わり頃に生まれた私が見て、昔実際に身近にあって懐かしいと感じたのは金魚の如雨露など僅かです。

年中無休、入場料大人 \200。 隣接してトイズガレージ、クリスマストイズなどのショップも設けられています(ブリキのおもちゃ博物館の建物の一部もショップです)。 マリンタワー内の機会じかけのおもちゃ館も同系列。 狭いながらもたしかに凄まじい展示量ですが、博物館とは捉えない方が良いかもしれません。 シーズンには修学旅行の学生で埋め尽くされます。

ヨコハマ猫の美術館

外人墓地の前から、山手資料館山手聖公会の間の道を入っていくとすぐ右側にあります。 展示スペースはあまりに狭く展示量もそれに応じたものですので、「美術館」だと思うと思惑が外れるでしょう。 他では目にしない可愛い猫グッズが沢山販売されていますので、猫好きには魅力的な場所であることは確かです。

猫好きの一人として個人的にはあまり気にならないのですが、この展示量で入場料 \300 は高いと言わざるを得ません(山手資料館も展示量の割に高いと思いますが…)。 ヨコハマ猫の美術館のすぐ先の、ブリキのおもちゃ博物館と同様、入場料が必要なグッズショップだと思った方が良いかもしれません。

山手資料館

山手本通りを挟んで外人墓地の目の前、山手聖公会と山手十番館に挟まれた位置に建っています。 明治期の洋館が移築保存されているもので、外人墓地周辺の風景として欠かせない存在です。

外国人居留地であった山手に関わる資料が展示されていますが、洋館自体大きなものではないので展示量は多いとは言えません。 入場料 \200。

人形の家

世界各地から集めた人形が本当に沢山展示されています。 人形って、怖いよねぇ。

写真は人形の家の外観ばかりですけれども、そういう妙にリアルなのも沢山展示されています。

ホテルニューグランド

今はタワー型の新館が完成していて山下公園入り口側の角が正面となりましたが、この写真は旧館の正面入り口です。 旧館の海側には歴史を感じさせる素晴らしい部屋がありました。 そういう部屋は今でもあると思いますが、新館の完成と前後していろいろな部分が変わってしまいました。

ここのバーのシーガーディアンは今でも有名ですし一般的評価も悪くないのですが、正面入口右脇にあった以前のシーガーディアンの方が私は好きでした。

横浜公園

JR関内駅南口の目の前、横浜スタジアムのある公園です。 西側は関内駅と首都高速横浜公園ランプ、北側は横浜市役所と繁華街、東側は官庁街、南側は中華街と、非常に良い場所にあって、平日の昼間から通り抜ける人々でも賑わいます。 もっとも、横浜中心部の道路交通を相当に難しくしているような気もしなくはありません。 日本で最初の洋式公園とも言われますが、正確には、日本人が始めて利用した日本で最初の洋式公園です。 横浜開港間もない一時期この場所は遊郭になっていましたが、豚屋火事という大火で焼けた後、横浜公園になりました。

イギリス人はクリケットを、アメリカ人が野球を持ち込んだ場所ですので、スタジアムとして利用されるのにふさわしい場所であるとも言えます。 横浜公園の周りは大木が取り囲み、沢山植えられているチューリップも有名です。 日本庭園風の造作の一角もあって遊郭時代に因む石灯籠などもあるのですが、ホームレスが多数集まっているためかその一角には普通の人達はあまり寄りつきません。 結局の所、横浜公園と横浜スタジアムはほぼ同義になってしまっていて、広さの割に公園として見るべきものはあまりないかもしれません。

野毛山動物園

なんと無料。 私は行くまではバカにしていたのですが、意外にも動物園として押さえるべきところは押さえてありました。 レッサーパンダも居ますが、なかなか穴から出てきてくれません(それでも脇の方から姿を見ることは出来ます)。

道を挟んで、どうぶつ広場という小動物を触れる場所などもあります。 野毛山公園が3つの部分に分かれているうちの中心、野毛山公園中でも一番緑深い部分ですから、桜や紅葉の季節に散策するのにも良いところです。

伊勢佐木町

伊勢佐木町ブルースという流行歌で全国的にその名を知られていますが、歴史的には幕末に堀川を設けて出島化された外国人居留地の関が設けられた吉田橋の正面から、関外に向かって伸びた道です。 近くに遊郭があったことで栄えた街だとも言われますが、往時は文明開化の最先端の街だったのではないでしょうか。 非常に長い商店街で、JR関内駅北口の側から1キロメートル以上にわたって続きます。

今現在、活気の溢れる商店街とは必ずしも言えませんが、かといって寂れているわけではなく、元町中華街みなとみらいなどとはまた別の個性の繁華街として親しまれています。 松坂屋の前あたりというのは昔からストリートミュージシャンが多いところで、ゆずもここで演奏していたことが知られています。 その影響か最近は特に数が多く、夜更けまで熱演が繰り広げられています。

馬車道

外国人居留地への関門が吉田橋に設けられ、その内側が関内と呼ばれましたが、吉田橋から海側へ向かって伸びた道で外国人の馬車が行き交ったところが馬車道です。 日本初のガス灯、アイスクリーム、街路樹などを記念する碑も立っています。

関内駅の北口(の更に少し北側)から、馬車道を経て万国橋通りに一直線に(但し途中歩道橋を渡る必要あり)繋がり、横浜ワールドポーターズの前まで行くことが出来ます。

汽車道

元は線路だったところで、博覧会の時には桜木町駅前から山下公園までエレガントな汽車に乗ることが出来ました。 途中3カ所にかかる橋も、それぞれいわく所以のある橋です。 桜木町駅近くのおよそ3〜400メートルの部分が遊歩道として整備されてたのが汽車道で、みなとみらいの夜景を見るのに絶好の位置です。

以前はあまり知られていなかったためか、ほとんど人がいなかったのですが、横浜ワールドポーターズのオープンで桜木町駅からの最短経路となって以来、たいへんに賑わうところになりました。 1999年クリスマスの時にツリー風の照明、2000年夏には花火を模したイルミネーションが新設されました。

横浜マリタイムミュージアム

桜木町の駅前、日本丸メモリアルパークの中にある海事博物館です。 桜木町駅前のロータリーから信号を渡ってする目の前という絶好の位置にありますが、地上1階・地下1階という構造のため、案外目立たない存在かもしれません。 日本丸への視界を遮らないように、そのような構造になっているとのことで、屋上は汽車道側の海を見下ろすなだらかで広い芝生になっています。 館内は、船・港・横浜などをテーマとしたたいへん美しい展示スペースです。

海路関係図書やビデオを集めたライブラリーが設けられている他、各種のセミナーなども頻繁に開かれています。 しかし、なにか学習しようなどと思わなくとも、沢山の大型で精巧な船舶模型を眺めたり、横浜港内を航行するシミュレーションを体験するといった楽しみ方も出来ます。 月曜と土日曜以外の祝翌日は休館。 入館料は帆船日本丸と通しで大人 \600。 なお、館内の写真は許可を得て撮影させて頂きました。

よこはまコスモワールド 詳細情報

横浜港に注ぐ大岡川の河口に設けられた遊園地です。 入場だけなら無料。 みなとみらいが今のように整備される以前、横浜博の時に既に若干の遊戯施設が設けられていましたが、幾度も姿を変えて現在に至っています。 2代目となる大観覧車コスモクロック21や、水に飛び込むジェットコースター「パニッシュ」など大仕掛けなアトラクションがあるのは「ワンダーアミューズゾーン」と名付けられたみなとみらいの中区側、新港埠頭部分で、隣にはヨコハマワールドポーターズがあります。

国際橋を挟んで西区側の対岸、さくら通りを挟んでクイーンズスクエアに沿った部分は「ブラーノストリートゾーン」。 パステルカラーの町並みを模した建物の中には様々な屋内のアトラクションが並び、他に回り物アトラクション2基があります。 更に日本丸の係留されるドックに至る水路を挟んだ部分が「キッズカーニバルゾーン」。 メリーゴーランドやサイクルモノレールなど、ほのぼの系のアトラクションが集められています。

臨港パーク

みなとみらい海沿いに広がる臨海公園で、かなりの広さがあります。 横浜港の一番奥に位置しますが、意外なことに横浜の他の場所よりも水が綺麗なようです。 向かい側はいまだに米軍の接収が解けない瑞穂埠頭です。 また、ベイブリッジをほぼ真横から障害物一切なしに眺められます。 新しい公園ですので知らない人は知りませんが、場所が場所だけに既に有名な公園となっています。 厳密には臨港パークに含まれないかもしれませんが、南側の端には海面に浮いているぷかり桟橋があり、ここからシーバスで横浜駅東口や山下公園へ行くことが出来ます。

反対の北側の方には広い芝生や潮入の池などがありますが、隣接地域が未開発のため現在は北の方からは出入りできません。 そのせいかホームレスも多く、アベックとホームレスが芝生に入り交じっているという状態になります。 最後の写真は神奈川新聞花火大会の時のもので、目前の海上から花火が打ち上げられます。 樹木がもう少し育つともっと良い公園になると思われますが、花火見物のためにはこのままで良いのかも知れません。

関連 →  横浜2000年夏花火

ぷかり桟橋

臨港パークの端、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルやパシフィコ横浜の目の前あたりにあります。 シーバスの乗り場になっている他、イベントなどで帆船が係留されることもあります。

その名の通り固定されずに海上に浮いている桟橋で、船着き場の建物(2階はレストラン)も浮いています。 ここからシーバスに乗って横浜駅東口のそごうの脇や山下公園まで行くことが出来ます。

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