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(a) NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
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六月下旬からひいた風邪で、七月は前半を棒に振ってしまった。
実際にはふたつの別の風邪に続きざまに見舞われたようで、その合間に出かけた大船フラワーセンター。
梅雨のさなかの曇りの予報、病み上がりの体慣らしのつもりで出かけたのだが、着くや否や土砂降りになってしまった。
しかし散歩に出るのも久々のことで気持ち良く雨宿り、一時間ほどで小止みになってみれば蓮の花も瑞々しく、怪我の功名といったところである。
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(b) NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
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長引いた風邪がようやく抜けて向かった先も大船フラワーセンター。
この日は蓮の見頃に合わせて朝6時にからの早朝開園だったのだが、被写体の乏しい季節だけあって開園直後から凄い人出。
この手のカットはもっとじっくり狙いたいところだったが、並の神経で叶う話ではない。
周囲の喧噪を思わせないカットを得られたことでよしとしたい。
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(c) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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毎年二度ずつ花火撮影しているうちの1回目、横浜開港記念みなと祭 国際花火大会にて。
友人に指摘されて気付いたのだが、私は枝垂れるものが大好き。
花火でも大きく枝垂れるものが大好きなのだが、花火撮影の定石とされるような撮り方は通用しない。
年二度のチャレンジなので遅々たる進歩だが、自分なりのイメージに半歩近づけたようである。
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(d) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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(c) に引き続き同じ花火大会にて。
D70 にはリモートコードが使えないため、去年までの花火大会を私は少々古い機種 D100 で撮影していた。
D200 での花火撮影ははじめてのこと、どういう絵が撮れるのか不安も感じていたのだが撮影結果を見て感激。
デジタルカメラの長秒露光で大問題となるランダムノイズが皆無だったのである。
そうと知っていればもっと撮り方も違ったのにと(事前テストを怠ったこと)僅かに後悔した。
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(e) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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(c)、(d) に引き続き同じ花火大会にて。
実はこの花火大会での場所取りを少々失敗した。
年々場所取り競争が激しさを増すのを承知していながら少々遅れを取ってしまった。
準一等地に友人と二人で無理なく花火撮影できるほとんど最後の空き地を見つけて事なきを得たものの、周りの状況等々気がかりを多く抱えてしまった。
実はそんな中、怒り心頭に発する出来事もあって、それでかえって冷静に撮影に臨めたようである。
人間万事塞翁が馬であろうか。
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(f) NIKON D200, NIKON Ai AF DC Nikkor 135mm F2D
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風邪の影響もあって七月は蓮と花火以外ろくに写真を撮っていないので、平日の夕方だったが川崎大師の風鈴市に出向いた。
昨年最終日午後に行ったら風鈴が払拭していたことの学習結果でもある。
天気はかなり悪く人も疎ら、ひたすら風鈴を撮るより仕方ない状況ながら、周りの状況に気遣いの必要なく風鈴を撮るには好条件でもあった。
とはいいながら、たいしたものが撮れたわけではない。
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(g) NIKON D200, NIKON Ai AF Nikkor 28mm F1.4D
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(f) に引き続き川崎大師の風鈴市にて。
風鈴の展示量がさほど多くないのを承知していたので、最近使用頻度の落ちているものを中心にレンズを取り替えつつ楽しむつもりで出かけ、思惑の通りに行動した。必ずしもこの手の撮り方に向いたレンズではないのだが、最短焦点距離まで近接したい誘惑を少し抑えつつMFで寄ってみた次第。
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(h) NIKON D200, NIKON Ai Nikkor 35mm F1.4S
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大船フラワーセンターにて。
この季節、草花の被写体はつくづく乏しい。
そんなわけで虫を見れば追いかけ回すうち、ハチがさほど苦手でなくなって来たような気もする。
撮ったままでは流石に弱いので、少々トリミングを施している。
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(i) NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
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(i) と同じ日の大船フラワーセンターにて。
この日は行き先に悩んだ挙げ句、月下美人が開花寸前との情報に引き寄せられて大船フラワーセンターに出かけた次第。
夜に咲く花を日中に無理して咲かせているせいか花弁に勢いが足りないのと、無粋なエントランスホールでの展示で背景の選びようがなかったため、マクロ撮影に徹する結果となった。
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(j) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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前日土曜日に続きこの日曜日も行き先を悩みまくり、夜中になって文京朝顔・ほおずき市と小石川植物園を絡めることに決めたまでは良いが、寝坊してしまった。
かなりローカルな雰囲気でほおずき市が催されていた、こんにゃくえんま(源覚寺)の本堂前にて。
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(k) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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(j) の源覚寺でスタンプラリーに誘われ、朝顔市の伝通院への道順そのものと聞いて従うことにした。
これはスタンプラリー中継点の善光寺を鈎の字に曲がった脇道から見たところ。
レンズを 12-24mm に付け替える手間を惜しんだため、手前を通る人や自転車を画角に収め切れなかった。
人のいないカットも撮ってあるのだが、切れてもなおこちらの方が良いようだ。
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(l) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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さらに次の中継点、沢蔵司(たくぞうす)稲荷前にて。
まさにスタンプラリーの企画に乗せられてしまった格好だが、この地域には古い物と現代的な光景が馴染んで同居している。
墓参りに行く場所として刷り込まれているせいか私はいわゆる谷根千には惹かれないのだが、小石川(文京区)の風情は新鮮だった。
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(m) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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沢蔵司稲荷前でお参りを済ませてからふと横を見ると奥に連なる鳥居が見えた。
そこを進むと昼なお暗い窪地を突っ切って鳥居と小さな社が連なる。
その突き当たり、最後のお稲荷さんに不思議な光が射していた。
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(n) NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
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沢蔵司稲荷から伝通院を経て向かった小石川植物園にて。
承知のうえのこととはいえ、この季節草花の被写体は乏しい。
小石川植物園の森の巨木に囲まれ、木漏れ日に照らされたセイヨウニンジンボクの花が美しかった。
幾本か並んだセイヨウニンジンボクも十分大きな木で、小さな花が高いところに咲いているので気付かずに通り過ぎてしまいそうだ。
地面の広範囲に散った花が、一体どこから来たのか見上げて(咄嗟にはわからなかったが)気付いた次第。
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(o) NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
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長梅雨のせいでともかく歩き足りない。
雨の上がったある日、昼ご飯の後に山手の尾根に登り闇雲に歩き回った。
その帰りがけ、外人墓地の近くにて。
柵の向こう側でおそらく気持ちよく昼寝していたのだろう。
それをご婦人方が可愛い可愛いと騒いでいたところで、気怠げにこちらを伺っている。
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(p) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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小田原ちょうちん夏まつりにて。
小田原城二の丸広場には、ステージが設けられ縁日が広がっていた。
日が暮れるのを待ちつつ縁日を巡り歩き、美味しいものと美味しいシーンを探した。
なかなか盛大なお祭りのようだが地元の人が楽しむためのお祭りという雰囲気が強い。
だから犬の散歩に通りかかる人も多く、カメラマンにしてみれば狙い目である。
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(q) NIKON D70, NIKON Ai AF Nikkor 28mm F1.4D
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詳しいことは良くわからないが、小田原ちょうちん夏まつりに合わせて城下町会議といった風なこともしているらしい。
日本全国の城下町の風物を描いた小田原提灯が吊されたコーナーがあった。
というか小田原ちょうちん夏まつりと銘打つ割には思いの外提灯が少なく、この一画に一番集まっていた。
日が暮れたあとは提灯に照らされたビニールシートの色があまり綺麗でなく、まだ空に明るみの残る時間帯に撮ったカットの方が良いようだ。
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(r) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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『小田原ちょうちん水上アートフェア』というからいろいろあるかと思えば、市内の小学生がお絵描きした提灯が整然と吊されているだけであった。
それをお堀の角から一望したところ。
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(s) NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
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各地で催されるスーパーよさこいの類を、ゆる〜くした感じの『小田原ちょうちん踊りパレード』。
これは市内の保育士さん達のグループで、衣装には凝っていないが流石に良く揃っていて人数も多いので一番絵になったようだ。
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