絵手抜記 2006/05


(a)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
ゴールデンウィーク中の大船フラワーセンターにて。 これは絶滅危惧種で、ユキモチソウというのだそうな。 お天気の良い日で家族連れが多く子供達が駆け回っていたが、フジは咲いているものの乾き気味、シャクヤクはまだ咲き始めたばかりと、微妙に被写体の乏しいタイミングだった。 しかし、なにかしら出会えるのが大船フラワーセンターの美味しいところだ。
 
(b)    NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
いつも写真を撮らせて貰っている横浜中華学院校友会の若者達。 横浜開港記念みなと祭 ザよこはまパレード 国際仮装行列に今年はエキシビジョンで、現役学生さん達の踊りと校友会の北方獅子の出場となった。 北方獅子の演技にはトラック一杯の道具が要るため朝早くから準備して、あとは出番を待つのみ。 その場にいた人達でなんとなく記念写真を撮ろうということになり、トラックの荷台・荷物の上・運転席の上などに陣取るのを、広角で下から迫ってみた。
画像は色調・トーンカーブ・シャープネスなど僅かにレタッチを加えている。
なお、校友会の皆さんの許可を得ての掲載である(続く一連の画像も同様)。
 
(c)    NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF), NIKON SB-800
みなと祭国際仮装行列の日は、横浜中華街では夕方からお獅子がお店を回る採青である。
お獅子に魅せられ追いかけはじめて7年目、もう幾度となく採青を撮っているのだが、こんなアングルで撮れたのははじめてである。 なんせ後ろ向きなので写真としては弱いかもしれないが、中華獅子舞を追いかけているカメラマン仲間には面白がって貰えそうだ。
 
(d)    NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF), NIKON SB-800
採青は普通16〜20時の4時間の長丁場だが、その間に5チーム(以前は4チームのことが多かった)で(すべてではないが)中華街中のお店などを回り尽くすのはタイヘンな仕事だ。 お店からビールを振る舞われたりミカンを並べられたりご祝儀を二階から垂らされたりすれば、それぞれに応じた演技も見せねばならない。 その緊迫感も手伝ってか時間が経つに従い演技者達も高揚していくのだが、この日は盛り上がり始めるのがやけに早い。
この画像でお獅子の下側(しっぽ側)を演じているのは、梅花椿(アクロバティックな獅子舞演技)の今年の世界大会にも出場予定の張さん。 日が暮れる前から凄い気迫を見せてくれた。
 
(e)    NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF), NIKON SB-800
和風のお獅子と同じくお獅子に噛んで貰うのは縁起が良い。 ときに多くの人達がお獅子の前で頭を突き出すことになるが、需要が供給を遙かに超えているためそうそう噛んで貰えるわけではない。 そんな中わりと噛んで貰えるのは赤ん坊・子供で、次いで妙齢の女性である。
なおこの画像は、色調と階調に少々レタッチを加えた。
 
(f)    NIKON D200, NIKON AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G (IF), NIKON SB-800
採青のお獅子の演技者は次々に入れ替わる。 他にも楽隊・爆竹係・観客整理係・旗手などでチームが構成されるので人数も必要。 かなり小さな子供達も鉦や太鼓に加わるのだが、採青も大詰めのこの時間帯このチームは贅沢な構成の楽隊で乗りまくっていた。 やはりそれだけのことはあり、取り巻く観客にまで熱気が乗り移っているのが面白い。
被写体の魅力に全面的に依存した結果だが、私としてはこの画像が5月のベストショットではないかと感じている。
 
(g)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
前日に仕事が大きな区切りまで漕ぎ着けたところに良いお天気。 そこで咄嗟に飛び出した大船フラワーセンターにて。 前月に買った Voigtlander 125mm をともかく気に入ってしまい、この日は数本のレンズを持参して行った筈がこのレンズを付けっぱなしであった。
斜面を貫く小径を歩いていて地味だが可憐な木の花を見つけて撮ったのだが、木の名前は今調べても良くわからない。 ちゃんと大きな木の上に咲いていたのだが、急斜面から Voigtlander 125mm で狙ったからこそ撮れたカットである。 写真としてはどうということもないが、なんとなくセレクトに残ってしまった。
 
(h)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
(g) と同じ日の大船フラワーセンターにて。 バラはまだ咲き始めながら、それだけに咲いている花はみな状態が良かった。 5月は随分沢山バラを撮った筈なのだが、どういうわけかバラを普通に撮った画像はセレクトにほとんど残らず、そこで敢えて一枚残してみた。
 
(i)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
つい先日行ったばかりだと言うのに、日曜日には再び大船フラワーセンターに繰り出した。 それというのも大船フラワーセンターはシャクヤクとバラが咲き乱れるとても良い季節を迎えていて、量は僅かながらセンター隅の一画に咲くキショウブも私のお目当てのひとつである。
先日とは打って変わりレンズを順々に付け替えてはキショウブ・シャクヤク・バラを巡ったが、結局キショウブで一番良かったのは Voigtlander 125mm のこの画像であった。 もっとも雨上がりで草花が瑞々しい代わりにお天気は概ね曇りの日で、たまたまこの時に一瞬の日差しに恵まれただけのことかもしれない。
 
(j)    NIKON D200, NIKON Ai AF Micro Nikkor 60mm F2.8D
更に翌週、写真には絶好の条件の一日となることを確信して大船フラワーセンターの開園時間に駆けつけた。 お天気になる予報ではあったが、前の晩の雨があがり切らず小雨がぱらつく状態なので土曜日なのに人は疎ら。 しかし開園後一時間もしないうちに天気は好転、しかも大船フラワーセンターは花盛りである。
前週と同様レンズを付け替えつつシャクヤクとバラを中心に巡り、サンショウバラをマクロで狙うと面白いことに気付いたが、問題は風。 最近はどうも風の強い日ばかり多いような気がする。 この一枚を撮るのに風の合間をずっと待ち続けねばならず疲れたが、粘った甲斐はあったと思っている。
 
(k)    NIKON D200, NIKON Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
(j) と同じ日の大船フラワーセンターにて。 畝毎に植えられたシャクヤクの品種の数は日本一だとのこと。 それだけに様々な色や形で大振りの花が咲き乱れるが、一体どう絵にしたものかは悩ましい。
 
(l)    NIKON D200, NIKON Ai AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)
(k) に引き続き同じ日の大船フラワーセンターにて。 立派に咲き誇るシャクヤクも見事だが、盛りを過ぎて重みを支えきれず傾いている花も多い。 むしろそれに風情を感じ、畝の間を狙ってみた。
 
(m)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
やはり風は強いものの天気の良い日だったが、土曜日に張り切りすぎたせいか日曜日はすっかり出遅れてしまった。 シャクヤクもバラも存分に満喫した気分だったので、なにを撮りに行くか決め兼ねてしまったためでもある。 しかしダイエットの意識を再び強めている今日この頃、お天気の日曜日にじっとしていたくはない。
そこで仕方なく、目の前に来たバスで一日乗車券を買ってあとは運任せという暴挙に出た。 半ば偶然で辿り着いた先は、いわゆる花のお寺の宝積寺さん。 私は個人的にお気に入りの場所なのだが、不便なところでもあって訪れるのは久しぶりである。 境内は花で溢れんばかりだったが、一番惹かれたのは門前の一角にひっそり咲き始めたアジサイだった。
 
(n)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
14時に税務署に行かねばならず、早めの昼ご飯を食べると半端な時間がぽっかり空いてしまい、これ幸いと向かった先は近場の山手イタリア山庭園。 ニワゼキショウというのだろうか、色違いの紫ががったピンクの花もあったが、草地で一斉に花開いていた。
幸いこの日はアングルファインダーを持っていたので使ったが、そういう撮影はとても疲れる。 地べたに腹這いになった方が余程楽なのだが、前日までの雨で地面は濡れていて、だからこその瑞々しい花でもあって、現実問題としてはアングルファインダー必須である。 それはそれとして、膝をじっとり濡らした状態で税務署に行く羽目に陥った。
 
(o)    NIKON D200, NIKON Ai Nikkor 35mm F1.4S
自分でも呆気にとられるほど後ろ向きになっていた決算申告作業もようやく一段落、あとは税理士さん次第となった土曜日、開放感と共に向かったのはまたも大船フ ラワーセンター。 まぁ行き先を考えてなかっただけとも言える。 シャクヤクは流石に終わり、バラも見る分には満開もいいところだが写真向きの頃合いは概ね過ぎていた。
アジサイはまだまだ咲き始めなのだが、プランターで並べられていた小さな花にフォトジェニックなものが多かった。 Ai 35mm F1.4S は、そういう状況の背景をキャンセルしてしまうには実に好都合なレンズである。
 
(p)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
今年の春薔薇もそろそろ撮り納めである。 『ノスタルジー』と名付けられたこの品種は遅咲きのようで普通に撮ったカットもまずまずなのだが、相変わらずの強風に翻弄されつつ撮ったこのマクロの方が気に入ってしまった。
この日は久々に雨の止んだ日で水滴はもちろん天然である(私は霧吹きなどしない)。 後から振り返ってみればこの5月は草花の写真を撮るのに適した日が多かったとわかるのだが、それだけに風に吹きまくられたのは辛かった。
 
(q)    NIKON D200, COSINA Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
決算申告に次いで月末の雑務も終え、午後も遅くからだったが天気が良いわりに暑くないので、外に出たついでに馬場花木園に行ってみた。 狭いところでもあり、野草の中に盛りのものがある程度でこれといったものはなかったが、このところ随分増えた蝶々をMFレンズで追うのは楽しい。
 
(r)    NIKON D200, NIKON Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
某所某日、ハナショウブの偵察に行ったとある菖蒲田にて。 ハナショウブは僅かに咲き始めていたものの、これといったものは撮れていない。 そんなことより思いも掛けずカルガモ一家に出会えたのが幸せであった。
子カモ達は水に浮いていれば素早く泳ぐのだが、水面との出入りはたどたどしく親カモを追いかけるのに一瞬の躊躇いが見える。 絶好のシャッターチャンスでもあった。
 
(s)    NIKON D200, NIKON Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
カルガモ一家に巡り会えるなど思いもしなかったことで、この日持っていた一番長いレンズは Ai 180mm、次が Voigtlander 125mm で、いずれもMFレンズである。 それが良かったのか悪かったのかはよくわからないが、ヒット率は低いもののカルガモの泳ぎくらいにならMFでもなんとか付いて行けた。
 
(t)    NIKON D200, NIKON Ai Nikkor ED 180mm F2.8S
ようやく親ガモに追いついて泳ぎを緩める子カモ達。
帰って画像を確認すればMFでのピントはついつい親ガモにばかり行ってしまっている。 またその場で余裕はなかったのだが本当は姿勢をもっと低くして撮りたかったところだし、多々反省を誘うカルガモ一家との初遭遇であった。
 
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